こんにちは、おゆめ(@Yumegaar)です。
おゆめは、ゆっくりのんびり彼(おずん)と百名山を挑戦しています。
本日は登山において緊急時に自分を守ってくれる唯一のパートナー、“エマージェンシーキット”をご紹介していきます。
登山中において、緊急事態になった時周りにベテランの方がいらっしゃれば安心ですが、そんなこと滅多にありません。
どんなこと(靴が壊れた・リュックが壊れた・骨折したなどの緊急事態)があっても下山して家に帰らなければなりません。
緊急事態が起こっても、乗り越えることのできるセットが“エマージェンシーキット”です。
備あれば憂いなし、しっかりエマージェンシーキットで備えておきましょう。
✔︎本記事の内容
エマージェンシーキットの重要性
登山に行くには、エマージェンシーキットは重要です。
エマージェンシーキットは、もしもの緊急時に生死を分ける唯一の道具です。
自分の命を守る為に、他人の命を守る為に重要です。
もしもの時に自分の体を守ってくれるのは、自分の準備してきた物です。
まだ何度かしか登ってませんが、エマージェンシーキットにはかなり助けられています。
バス待ちで、2時間も日の沈んだ後の山奥で凍えている時に助けてくれたホッカイロ
たまたま、近くにいた人の破けてしまったリュックサック
など何度か助かっています。
エマージェンシーセットの中身のご紹介
■絆創膏・大きめの絆創膏
エマージェンシーキットでは必要です。小さいサイズと大きいサイズを用意しておきましょう。
ちょっとした擦り傷でも、(ペットボトルの)水で洗い流し消毒をして、絆創膏を貼りましょう。
山は特に細菌が多いので、ちょっとした切り傷もすぐに絆創膏を貼るように心がけましょう。
■テーピング
エマージェンシーキットの中で最も大きくて邪魔なので持っていきたくはないのですが、テーピングは絶対に必要です!
□靴が壊れてしまった時
山登りの時に、大きな石を蹴って靴が壊れてしまった時にテーピングを使います。靴から一気にテーピングで巻いてしましいます。
おじいちゃんも昔一度、靴底がハゲてしまった時に、テーピングでグルグル巻きにして下山したみたいです。
□リュックが壊れた時
山登り中に、木などにあたりリュックが切れてしまった時、テーピングは使えます!
リュックの穴をテーピングで塞いでしまえばいいのです!簡単!
この間、リュックが切れた人(エマージェンシーキットなし)に遭遇した時に、テーピングを貸してあげました。エマージェンシーキットを持たずに山に来るのは、陸上選手が靴を履かないで走るのと同じです。
□大きな切り傷をした時
山登り中に、大きな切り傷をしてしまったっときに、水で洗い、ガーゼをとめるときや、止血する時に使えます!
□捻挫した時
山道は、凸凹道が続きます。捻挫しやすいです。
もしも、捻挫をしてしまった時は、テーピングの出番です。
テーピングって万能なんです!
エマージェンシーキットには必ず入れておくべきです!
■ナプキン
エマージェンシーキットにナプキン(女性の生理用のやつ)を入れています。
私は、ガーゼの代わりにナプキンをエマージェンシーキットに入れています。
大量出血してしまった時、止血を心がけますが、ガーゼでは血液の吸収できる量に限界があります。
ただ!ナプキンはガーゼより、多くの血液を吸収してくれます。しかも清潔!
そのため私は、ガーゼの代わりにナプキンを入れています!
■ウェットティッシュ
エマージェンシーキットの中にはちょっと小さめのものを入れています。
大きいタイプもリュックには入っていますが、いいサイズがあったので、エマージェンシーキット用にもうひとつ念のため入れてあります!
レストランやカフェなどで配られるウェットティッシュをエマージェンシーキットに入れるのもおすすめです!
■ポケットティッシュ
エマージェンシーキットの中には、ティッシュも入れています。
私は歩いていると配られるやつを入れています。
ポケットティッシュもリュックに普通のタイプは入っていますが、一応エマージェンシーキットにも入れています。
■カイロ
エマージェンシーキットには貼るタイプと貼らないタイプのカイロを入れています。
私が寒がりなので、一応入れています。
天城山に公共交通機関で行った時、バスを逃してしまいました。
次のバスが2時間後、お金もなかったので待つことにしました。
季節は秋、死ぬほど寒かったのでカイロを使いました!
夜は、山は冷えます。もしもの時にカイロの出番が!
もしもの時に自分を守るためにカイロも必要です!
■冷えピタ
エマージェンシーキットの中に冷えピタを入れています。
怪我をした時に、アイシングをする為にエマージェンシーキットに入れています。
アイシングの為に、ヒヤロンを入れている人もいるのですが、大きいので入れていません。
■ジップロック
エマージェンシーキットの入れ物はジップロックがおすすめです!
もちろん、専用のポーチでもいいのですが、ジップロックの方が使いやすいです!
ジップロックってアイシングにもなるのです!
ジップロックの中に泥を入れることにより、アイシング効果にもなります!
とても便利なので私は、お弁当とかも全てジップロックに入れて山に行きます!
■綿棒・コットン(ホテルのアメニティ)
エマージェンシーキットの中に、ホテルでもらったアメニティを入れています。
いつか使うのではないかと、思っています。
…今の所いらないかと…。笑
■マッキーペン
エマージェンシーキットの中にマッキーペンを入れています。
遭難した時に、山のような場所だと、自分が一度通った道も気がつかず何度も通ってしまうことがあるみたいです。
もしもの時に、木にマーキングをして自分が通った道がわかるようにり、脱出できる可能性が高まります。
■乾電池
エマージェンシーキットには乾電池が入っています。
私のヘッドライトが乾電池な為です。
自分の道具のエネルギーを持っていきましょう。
■緊急用の笛(予備)
エマージェンシーキットに予備の笛を入れています。
笛はリュックに付いていますが、なんだかなくなってしまった時が怖いので、エマージェンシーキットに入れています。
遭難したときに、自分の居場所を教える役目と熊除けにもなります。
■ムヒ(かゆみ止め)
エマージェンシーキットにはムヒ(かゆみ止め)を入れています。
低い山だと、蚊が多いので、あると便利です!
■ハサミ
エマージェンシーキットにはハサミ入れておきましょう。
いざというときに、ハサミがあると便利です!
■爪切り
エマージェンシーキットの中に、爪切りは入れておきましょう。
登山行く前は、爪を切っていくのは当たり前ですが、たまに切っても足に刺さることがあります。
危険なので、ご注意ください!
爪を切っていきましたが、爪の一角が違う指に刺さってしまいました
こんな感じで一足位指の爪が親指に!
爪切りをたまたま持っていて、助かりました!
それから毎回、爪切りを持って行ってます。
■毛抜き
エマージェンシーキットには、毛抜きを入れておくべきです!
怪我したときの、傷口に入っている石などをとるのに便利です!
■アルミホイル
エマージェンシーキットに、アルミブランケットを入れています。
何かのイベントで貰いました。
■ポイズンリムーバー
エマージェンシーキットには、ポイズンリムーバーを入れています。
■手袋(ゴム手)
エマージェンシーキットに手袋入れておきましょう。
いくら緊急事態であっても、人の血液を触るのは危険すぎます。
ただ、他人の怪我を見てみぬふりしてはいけません。
山ではみんなで助け合いをするのがルールです。
その為に、人も自分も守れる準備をエマージェンシーキットの中でしていきいましょう。
■薬(ロキソニン等)
エマージェンシーキットの中に、ロキソニン(痛み止め)は入れておきましょう。
山でどんなこと(転落・骨折など)が起きても、下山をしなくてはいけません。
その為にも、痛み止めは必要です。
■消毒液
エマージェンシーキットには、消毒液を入れておきましょう。
傷口には水だけではダメです!
しっかりと消毒ができるように、アルコールはしっかりとしましょう。
まとめ|エマージェンシーキットの中身は?【登山用】
いかがだったでしょうか?
現に私はエマージェンシーキットがなければ、寒くて凍える時間を過ごしたかもしれません。
近くを歩いていた、登山客のことを救えなかったかもしれません。
しっかりとエマージェンシーキットを準備して、安全で楽しい登山となるように心がけていきましょう。